登山基地として

この地は阿蘇くじゅう国立公園第３特別地域の区域内にあります。

極めて異例のことですが、くぬぎの森が残っています。
各登山口には、当山荘より車でおよそ30分前後で到達します。
登山後の疲れた体を癒すために、半露天風呂があります。
残念ながら温泉ではありませんが、地下200ｍから汲み上げた水を沸かしています。
窓越しに由布岳、鶴見岳、倉木山、城ヶ岳と稜線が見渡せます。

登山プランの一例ですが、倉木山と由布岳のセット登山です。前日は倉木山を目指します。
登山口から倉木山を往復して、休憩時間を入れても小屋まで4時間ばかりです。足慣らしは丁度いい？　　山頂からの眺望は素晴らしく、雄大な由布岳は指呼の間、九重連山をはじめ祖母、傾もはるかに見渡せます。
登山後、湯布院のスーパーに寄って夕食の買い出し。
チェックイン後、素早く風呂に直行し湯船に浸かる。今登った倉木山の足跡を眼で追いながら、明日、登る由布岳に眼が移る。微かにマタエが見える。東峰と西峰の分岐点だ、さあーどっちにいくか、それともお鉢巡りにするか、思い悩むところだが、この時こそが山登りの至福のときかもしれない。まぁー湯あたりだけには、お気をつけあそばせ。